飴を食べると太ると感じている方も多いはず。ダイエット中の方、体重を現状維持したい方であれば、なおさら飴のカロリーが気になってしまうものです。 そこでこの記事では、太りにくい飴の食べ方や太る原因、おすすめな食べ方や注意点、低カロリーな飴の種類についてまとめています。 飴を食べたいけれど、食べたら太るのか調べている方はぜひ参考にしてみてください。 太りにくい飴の選び方 飴を食べると太る理由は、原材料の影響や食べ過ぎによるカロリーオーバーです。 太りにくい素材を選び、1日何個までと決めれば、体重増加を気にすることなく飴を楽しめるようになります。 1日に食べる適切な量と太りにくい飴の選び方をご紹介していきます。 適切な量を食べれば大丈夫 飴を食べるなら、1日に3~5個程度までが適切な量とされています。これは、世界保健機構(WHO)から発表されている「成人及び児童の糖類摂取量」のガイドラインから見ても理にかなった量です。成人に適切とされる糖類を1日25gほどに抑えることで、健康効果が高まるとされています。 飴1個に含まれる砂糖の量はおよそ4gです。飴を食べるのは、1日の上限を3~5個までに設定しておけば、太ることを気にせず飴の美味しさを楽しめるでしょう。ちなみに、のど飴においても1日の摂取目安量は3~5個ぐらいになるので、セットで覚えておくと便利です。 参考:食品安全委員会 安心安全素材を選ぼう 飴を食べて太ることは、適切な量の摂取で十分に防げます。ダイエット中や体重管理をしたいときであれば、代替甘味料や自然由来の甘味料を使ったタイプを選ぶとより太る心配が低くなるでしょう。 ただし、代替甘味料のなかには血糖値を上昇させ脂肪を溜め込みやすくしてしまったり、副作用が心配される種類もあるので注意が必要です。安心安全な代替甘味料や自然由来の甘味料を使った飴を記事の後半でご紹介しているので、そちらもあわせて参考にしてみてください。 【ダイエット向け】低カロリー飴の種類 ダイエットや体重管理をしている方、健康リスクが心配な方は、安心安全素材を使った低カロリーの飴を選ぶのがおすすめです。 人気のシュガーレスタイプや植物由来の自然甘味料を使ったタイプの飴をご紹介していきます。 ノンシュガー飴 飴に含まれている糖類が0.5%未満であるものをノンシュガー、もしくはシュガーレスといいます。ノンシュガーの飴が低カロリーなのに甘い理由は代替甘味料を使用しているからです。 血糖値の上昇がないキシリトール、虫歯リスクや血糖値の上昇を抑えるパラチノースなどを使った飴がおすすめです。ただし、キシリトールについては多量摂取するとお腹がゆるくなってしまうことがあるため、食べ過ぎには注意です。 また、ノンシュガーの飴はカロリーゼロというわけではありません。摂取カロリーが気になる方はパッケージ記載のカロリー表示をチェックしておくようにしましょう。 ラカント飴 ラカント飴とは、ウリ科の羅漢果(ラカンカ)とトウモロコシ由来のブドウ糖を発酵させた甘味成分のエリスリトールをバランスよく配合した植物由来の甘味料です。 甘さは砂糖の300倍ほどあるにもかかわらずカロリーゼロであることが魅力です。加熱にも強いため、ラカント飴を料理の砂糖代わりとしても代替できます。 ダイエット中の方や体重を現状維持したい方、糖質制限中の方はラカントの飴を選ぶのもよいでしょう。 2023年9月にはラカントを使用したハーブのど飴も発売されたので、ダイエット中だけどのど飴を使って喉のケアをしたい方にもぴったりです。 なぜ飴を食べると太るのか詳しく紹介 赤や青、緑や黄色などカラフルでみずみずしさいっぱいのフルーツ味の飴。キャラメルやコーヒーなど、ミルクたっぷりでコクのある味わいの飴。美味しそうな飴がずらりと並んだ店内に入ると、どれもこれも食べてみたいとつい手が伸びてしまうものです。 しかし、飴を食べると太ります。もちろん、太らない人もいますが、多くの人が飴を食べることで「体重が増えてきた」「顔が丸くなったような気がする」と実感することになりやすいです。 では、飴を食べて太る原因には、いったいどのようなものがあるのでしょうか。 飴で太る原因 飴を食べると太る原因は、飴の原材料によるものと食習慣によるものがあります。では、飴で太る原因をひとつずつチェックしていきましょう。 血糖値の上昇 飴を食べると太る原因は、血糖値の上昇によって脂肪を蓄えてしまうシステムがヒトの身体に備わっているからです。飴を食べると、飴に含まれている糖質によって血糖値が上昇していきます。そのとき、血糖値を下げるために肝臓が分泌するのがインスリンです。 インスリンは血糖値を下げるとともに、血中の糖分を脂肪に変えて体内に蓄積させる働きがあります。飴を食べ始めると、美味しさから飴を食べることが習慣になってしまう人が多いでしょう。飴による脂肪の蓄積が続くことで、結果的に太ることにつながってしまいます。 糖質が多い 糖質が多めであることも、飴を食べると太る原因のひとつです。飴1個あたりの糖質量は約4gほどになります。糖質によるカロリー産生量は1gあたり4kcalなので、飴1個あたりのカロリー目安は約16kcal程度と考えるとよいでしょう。 ちなみに、飴で摂取したカロリーを消費しようとした場合、ウォーキングなら1,000歩(10分間)で約33kcalが消費目安です。これは飴玉2個分程度のカロリー消費にあたります。運動をしない人であれば、飴を食べた分の糖質を消費できず、じわじわと体重が増加していくことになってしまうでしょう。 飴の食べすぎ ひと袋に飴が何個入っているかというと、およそ20個くらいが目安の数です。開封したら1日何個ずつと決めるなどして、食べ切る人がほとんどではないでしょうか。そして、次は他の飴を食べてみようと思い立ち、気づけば飴を食べることが日々の習慣になってしまう人もいるでしょう。 飴を食べると太ってしまう最大の原因は、飴の食べすぎです。確かに飴を食べることで脂肪を蓄えやすくなりますが、「飴=太る食品」というわけではありません。結局のところは食べすぎることでカロリーオーバーにつながり、太ってしまうということです。 飴の食べ過ぎはどの部分から太る? ダイエットや体重の現状維持は大変です。体重が増加してしまい、気づくのが遅れると減量しなければというストレスにさらされてしまいます。飴を楽しむためにも、体重増加にすぐに気づけるよう身体のどの部分から太っていくのかを知っておきましょう。 男性の場合 飴の食べ過ぎで太ってくると、男性の場合は腹部からぽっちゃりとしてきます。そして、胸部、顔周り、両脚の内側と順を追って脂肪がついてくるでしょう。 お腹周りが太ってくるのは内臓脂肪が蓄積されている証拠なので、ズボン着用時に腹部の締め付けを感じたら食べ過ぎているサインと捉えましょう。 女性の場合 女性の場合は、臀部、腹部、顔周り、頬・顎、両脚の内側と順々に太っていきます。女性は、皮下脂肪が蓄えられやすい傾向にあります。 スカートやジーパンがきつくなってきたら、日々の活動量や食生活を振り返ってみましょう。 ダイエット中の飴の正しい食べ方 ダイエット中の飴の正しい食べ方は、空腹時に飴をたくさん食べないようにすることです。空腹時に大量の飴を口に入れてしまうと血糖値が急上昇し、インスリンの分泌過多によって、より多くの脂肪が体内に蓄積されてしまいます。 空腹時に飴を食べるのはできるだけ避ける、食べるなら一粒ずつゆっくりと舐めることを意識すれば、血糖値の急上昇を防ぎながら減量を目指せるでしょう。 太りたい人向けの飴の食べ方 飴は太る原因のひとつですが、上手に使うと太らなくて困っている方の救世主にもなり得る食品です。太りたい方にぴったりの飴は、粉飴という甘味料です。粉飴は一般的な飴と材料が異なっており、イモ類やとうもろこしに含まれるデンプンを粉状にしたものから作られています。 粉飴は大さじ1杯の量で約36kcalです。いつも飲んでいるコーヒーやプロテインドリンクに混ぜるだけで、手軽なカロリーアップが可能です。ほのかな甘みがありながらも、たんぱく質と脂質は0gなので、身体を大きくしたいけれど太りたくはない方にもぴったりの食品となるでしょう。 見て楽しい。選んで楽しい。食べて楽しい。パパブブレ ダイエット中でも飴を美味しく食べたい方におすすめしたいのが、味だけでなく目でも満足感を得られるパパブブレ(PAPABUBBLE)です。スペインのバルセロナでスタートしたパパブブレは、伝統のアメ細工の技術を活かしてカラフルで可愛い飴をつくり出すアートキャンディショップ。 パパブブレで購入できるのは、ビタミンカラーの飴やメッセージ入りの飴、季節を感じられる飴など目でも楽しめる商品ばかりです。食べるのがもったいないくらいにおしゃれなので、ダイエット中の食べ過ぎを抑えることにもつながるでしょう。 毎月食べる飴の量を管理したいなら、HARIO製の三角フラスコに飴が詰まったギフトキャンディもおすすめです。毎日決まった個数の飴を取り出しやすく、キッチンを彩るインテリアとしてもぴったりなので、ダイエット生活を送る励みにもなるでしょう。 まとめ 飴を食べると太る理由は、食べ過ぎていることが最大の要因です。飴を食べるのは1日3~5個までと注意しておけば、カロリー増加をそれほど心配することなくダイエットできるでしょう。 ダイエット中の飴を探している方は、視覚的にも満足感が得られるパパブブレの飴をぜひご検討ください。