飴は何歳から?【棒無し・有り別】飲みこんだとき・救急時の対処法や千歳飴についてを紹介

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飴は何歳から?【棒無し・有り別】飲みこんだとき・救急時の対処法や千歳飴についてを紹介

飴は何歳から食べられるのでしょうか。食事に関する子供の発達は個人差が大きいため、初めて食べるものを与えるときは親がとても緊張してしまうものです。

また万が一、子供が飴を喉に詰まらせてしまった場合はどうしたらいいのか悩ましくもあるでしょう。

この記事では、子供が何歳から飴を食べられるのか、棒無し・有り別に分けてご紹介

子供に飴をあげる際の注意点、飲み込んだときや詰まらせたときの緊急時における対処法についても詳しくお伝えしていきます。

飴は何歳の子供から食べられるのか調べている方はぜひチェックしてみてください。

【棒無し】飴は何歳から食べられる?

お友達との約束や子育ての集まりなどで、子供が飴をもらう機会があります。

そのとき、「うちの子は飴を食べられる年齢なの?」「食べても大丈夫?」と心配になってしまうことがあるでしょう。

とくに初めての子育てなら、すべてが手さぐりになるため、なおさら不安になるものです。

消費者庁では窒息・誤嚥事故防止のため、5歳以下の子供に硬くてかみ砕く必要のある食品は食べさせないようにすることをすすめています。飴についても同じように考え、6歳ごろから食べられると考えておけば、子供の安全を守れるでしょう。

参考:消費者庁

水あめはいつから食べても大丈夫?

水あめは赤ちゃんに与えても問題はないとされており、厚生労働省からの注意喚起もありません。水あめの原材料のひとつである麦芽糖は、赤ちゃんの便秘改善にも使用されている成分です。赤ちゃんの離乳食に甘みをつけるために用いられてもいます。

しかし、水あめの作り方は全国一律ではありません。水あめを母乳の代わりに使っていたという話もありますが、人工甘味料の有無などメーカーの成分表示をチェックして、親が納得してから使う必要があるでしょう。

【棒付き】飴は何歳から食べられる?

子供を美容院に連れて行ったり、子供向けのイベントに参加したりすると、棒付きのカラフルな飴をプレゼントされることがあるでしょう。喜ぶ子供を眺めながら、「食べさせても大丈夫?」と親は心配になるものです。棒付きの飴は何歳から食べられるかというと、3歳頃の年齢が目安とされています。

子供の乳歯が生えそろうのは、2歳半から3歳ごろにかけてです。また、4月1日の時点で3歳の年齢になっていれば、幼稚園に年少さんとして入園できます。保護者から離れて園で活動できる年齢でもあるので、棒付きの飴が食べられる成長の目安にもなるでしょう。

子供が飴を食べる際のリスク

コロンと丸くて可愛らしいフォルムの飴は、子供に大人気のお菓子です。しかし、子供が飴を食べるときには美味しいばかりではなく、リスクと隣り合わせであることも意識しておく必要があります。

虫歯のリスク

子供が飴を食べる際には虫歯のリスクも生じます。甘くて美味しい飴は、大量の糖分のかたまりです。飴を舐めることで歯垢が歯に付着する原因となり、虫歯菌が住み着いてしまいます。虫歯菌は歯垢を土台として増殖し、歯を溶かしてしまうのです。

また、歯磨きを毎日忘れずに行っているのに虫歯になってしまうのは、磨き残しがあるからです。子供が飴を食べるようになったら、丁寧な歯磨きとともに磨き残しがないように気をつけていきましょう。

窒息のリスク

親からすると、子供が飴を食べる際に最も心配になるのは窒息してしまうリスクがあることでしょう。健康な大人であれば、舐めていた飴を何かの拍子に飲み込んでしまっても、大変な事態になることはそうそうないと考えられるものです。

しかし、子供は気管が細く、食品が詰まりそうになった際に咳で押し返す力もまだ未熟。飴に限らず、食品が空気の通り道となる気道を塞いでしまう窒息事故は毎年のように発生しています。消費者庁では、窒息事故の発生数の9割が5歳以下の子供と報告しているため注意が必要です。

参考:日本小児科学会

子供に飴をあげる際の注意点

美味しい飴を楽しむためにも、心配されるリスクから子供を守ってあげることが必要です。

ここからは、子供に飴をあげる際の注意点をご紹介していきます。

大人が近くで見守る

飴を食べている子供に不測の事態が起こったとき、大人が近くで見守っていればあらゆる対処法がとれるものです。子供だけしかいない場合、大人を呼びに行っている時間がタイムロスとなってしまうでしょう。

棒付き、棒なしに関わらず、飴を食べる際は子供のそばで大人が見守るようにすれば安心です。

座ってなめるよう言い聞かせる

小さな子供だと、お菓子を口に入れたまま走り回ったり、寝転んでしまったりしてしまうこともあるでしょう。

窒息事故の原因には、子供側による行動が起因となる場合もあります。

立ち歩くことなく、座って舐めるように言い聞かせるだけで、窒息のリスクから遠ざけることができるでしょう。

歯磨き・うがいをしっかり行う

砂糖がたっぷり含まれている飴を食べると、磨き残しによる虫歯のリスクが高まります。しかし、子供だけで磨き残すことなく歯磨きを完了させるのは難しくあるでしょう。

飴を食べた後はうがいを促したり、歯磨き時に仕上げ磨きを手伝ったりと注意することで子供の歯の健康維持に役立ちます。

窒息の場合はすぐに救急車を呼ぶ

窒息の場合はすぐに救急車を呼んでおくことも、子供に飴をあげる際の注意点です。

子供が飴を喉に詰まらせて苦しそうにする姿は、どれほど冷静な大人でも激しく動揺してしまいます。

119番通報することで指令員から対処を仰げるため、救急車到着まで落ち着いて対処する力になってもらえるでしょう。

子供が飴を飲みこんだときの対処法

子供が飴を飲み込んでしまったときは、喉に詰まってしまったのか、完全に飲み込んでいるのかの確認が必要です。

ここでは、子供が飴を飲み込んだときの対処法をそれぞれ解説していきます。

応急処置を行う

子供が飴を飲み込んで、喉に詰まらせたときはすぐさま応急処置を行います。

次の見出しの「飴を喉に詰まらせた際の対処法」で詳しくご紹介していますのでご覧ください。

飴に限らず、何らかの異物を喉に詰まらせてしまった場合は応急処置によって解決できるケースがたくさんあるので覚えておきましょう。

暖かい飲み物を飲ませる

子供が飴を飲み込んでしまったものの、詰まってはいないという場合は、温かい飲み物を飲ませて飴が溶けるのを早めるとよいでしょう。

飲み込んでしまった飴は、時間をかけてゆっくりと体内で消化されていきます。

飴を飲み込んだ際に喉が痛い、切れたなどあれば、医療機関を受診しておくと安心です。

【緊急時】飴を喉に詰まらせた際の対処法

子供が飴をのどに詰まらせた際の対処法をお伝えします。

緊急時は、一刻も早い対処法の実践が望まれます。同時に、119番通報で救急車を呼んでおくことも大切です。

背中を叩く

子供が飴を喉に詰まらせた際の第一選択肢は、背中を叩いて吐き出させることです。これが誰にでもできる最も簡単な対処法で、正式には背部叩打法(はいぶこうだほう)といいます。

背部叩打法のやり方は、まず子供の身体を片手で抱え、子供の頭を大人の胸の高さより低くします。後ろから、子供の肩甲骨の間を手の付け根を使って強く何度も叩くことで、喉に詰まってしまった飴を除去します。

胸部を圧迫する

背中を叩いても、喉に詰まった飴を除去できない場合に行うのが、胸部を圧迫する胸部突き上げ法です。こちらは乳児のみに行う気道異物除去の方法です。

胸部突き上げ法のやり方は、まず膝の上で子供を仰向けにして寝かせます。その次に、子供の両乳頭を結ぶ線の少し足側を指2本で圧迫します。背部叩打法と胸部突き上げ法を交互に行い、口の中に飴が戻ってきたら取り除いてください。

腹部を突き上げる(1歳以上の場合)

子供が1歳以上の場合で背部叩打法でも飴を除去できない場合に行うのが、腹部突き上げ法(ハイムリッヒ法)です。やり方は子供の後ろ側にまわり、片手でへその位置を確認します。次に、両手を組むように合わせて握りこぶしを作りましょう。

確認したへその位置の上方かつみぞおちより十分に下側にこぶしを当ててください。そのまま、こぶしを上方に素早く突き上げて腹部を圧迫し、喉に詰まっている飴を除去します。

参考:日本医師会

千歳飴は3歳児でも食べられる?

飴は何歳の子供から食べられるかというと棒付きなら3歳、棒なしなら6歳頃が目安です。では、七五三でいただく縁起物の千歳飴は、「3歳の子供は食べられる?」と疑問に思う方も多いでしょう。

千歳飴には健康や長寿への願いが込められているため、できれば子供に食べさせてあげたいと思うものです。

3歳でも千歳飴を食べることは可能ですが、そのままでは難しいため食べ方に工夫をする必要があります。

ちなみに、千歳飴の食べ方にルールはとくに設定されていません。細かく砕くか、ホットミルクの砂糖代わりに使うなどアレンジすると安全に食べることができるでしょう。

ただし、千歳飴を包丁の背や木の麺棒などで砕くと、細かいかけらが飛び散ってしまう心配や固すぎて上手く割れないこともあります。

事前に電子レンジで千歳飴を温めると、包丁で切りやすくなるためぜひ試してみてください。

一口食べれば、新しいおいしさが味わえる。パパブブレ

飴が食べられるようになった年齢の子供におすすめしたいのがパパブブレ(PAPABUBBLE)です。2003年にスペインのバルセロナに誕生したパパブブレは、伝統的なアメ細工の技術でワクワクするような商品を続々と生み出し続けるキャンディーショップ。

パパブブレの店内には、ロリポップと呼ばれる棒付きの飴がずらりと並んでいます。うさぎ、ひよこ、フラワー、ハートなど、子供が手に持って舐めてみたくなるような可愛い飴がいっぱいです。

棒なしの飴なら、キウイやさくらんぼ、いちごなど果物をモチーフにしたフルーツミックスなどが大人気。

10個入りのミニフルーツミックスもあるので、子供に初めて飴をあげようと思っている方にも買いやすいサイズです。

エディブルフラワー入りの飴、HARIO製の三角フラスコのなかに入った飴、ミニオンズとコラボしたユニークな飴など、プレゼントにぴったりのギフトセットも多数ご用意しています。

まとめ

飴は何歳の子供から食べられるかというと棒付きなら3歳、棒なしなら6歳頃が目安です。子供に飴を食べさせる際は、安全のため大人が見守ってあげるようにしましょう。

子供への飴の購入に迷ったら、カラフルでキュートなパパブブレの飴を実店舗や通販サイトで一緒にチェックしてみてくださいね。

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